(延期になっていましたが、日程が確定しましたので下記ご覧下さい。)
今回も旧暦研究家の松村賢治さんにお越しいただき、
毎年恒例・好評の勉強会を開催いたします。
「旧暦」が中国から日本に伝えられておよそ1400年。
太陰太陽暦とも呼ばれ、月と太陽の運行を基にして
繊細な季節の変化と寄り添いながら徐々に姿形をととのえ、
日本仕様のカレンダーとして定着しました。
明治6年に日本で西洋暦(新暦)が採用されてからもなお
農業、漁業、伝統芸の世界では必要不可欠な「自然暦」
自然とともに生きる知恵に満ち、
「二十四節気」など季節の移ろいをこまやかに表す旧暦は
日本古来のエコロジカルな知恵の結晶です。
旧暦を学ぶことで季節の変化を意識し、
今回は旧暦の基本を学びなおし、
平成29年の季節のめぐりの展望についてお話をお聞きします。
初めての方もぜひ、いにしえからの知恵に触れてみてください。
- 日時:2017年1月9日(月・祝) 14:00 ~17:00
- 参加費:2,500円(資料代込み)
※ カフェにて、ワンドリンクをご注文ください。 - 講師:松村賢治 氏
(旧暦研究家、冒険家、建築家) - 会場: ほとり・ポトリ
(詳しくはアクセスのページをご覧ください)
【松村賢治(まつむら・けんじ)さん プロフィール】
一級建築士。社団法人大阪南太平洋協会理事長。
ヨットによる世界周航の体験から、
アドベンチャーや自然とのふれあいを通じて、環境を活かした地域活性化に取り組む。
市町村の長期構想策定や町づくり村おこしのプロジェクトでは、
自然遊びをきっかけとした農林業の再生を提唱している。
■職歴・経歴
1942年広島市生まれ。大阪大学大学院建築工学修士課程修了後、(株)竹中工務店入社。
1974年 同社を退社。ヨットによる世界周航の旅に出る帰国後、建築研究所開設。
1986年 オートバイによるパプアニューギニア横断1500km、アドベンチャー企画・隊長として参加。
1987年 (株)松村建築研究所代表取締役に就任。
1988年 日本で115年ぶりに「旧暦カレンダー」を企画考案・発行。
1995年 阪神大震災に被災、ボランティア活動に従事。
その後、広島県山県郡安芸太田町(旧加計町)に居を移し、ネイチャーキャンプ場、ホビーフィールドを実現。また、滞在型市民農園の小屋づくりや農林業ボランティアの導入を実践中。自然エネルギーをフルに活かした日本古来の生活の知恵を見直し、火と煙の文化の復興に力を注ぐ。
1998年 パプア・ニューギニア・アイタペ津波被災地視察及び周辺村の自立支援活動に従事。
都市と田舎の「二住生活」を実証する。
2005年NHKの「ラジオ深夜便・こころの時代」で活動ぶりが紹介される。
専門は建築設計監理、地域計画 陸・海・空・自然遊びの実践と指導。
(社)大阪南太平洋協会理事長。
2008年 毎日新聞日曜版に「旧暦どっぷり」に連載。
2010年 建築設計・町づくり・旧暦普及・農業・狩猟全て現役。
■著書・監修書
『旧暦と暮らす―スローライフの知恵ごよみ』
『続・旧暦と暮らす~庵を結び炭を起こす』
『続々と、旧暦と暮らす 』
『中山間地域の低未利用地を活かした都市農村交流を目指して』
『ネイチャーグッズ』
『むらまち交流と地域活性化』(共著)
『帆・風・心』(写真集)
『見直しへの旅』
『旧暦で今をたのしむ「暮らし歳時記」 (PHPビジュアル実用BOOKS)』
★社団法人大阪南太平洋協会 ASPA